そらいろ庭園

不器用ながらも何か作っていたい。

茅原実里さんの「SUMMER DREAM4」に行ってきたよ(ライブ本編の話)

前回の記事で茅原実里さん(みのりん)のSUMMER DREAMの楽しさについて書いたので、今度はライブ本編の感想などを。

miufmoon.hatenablog.com

Innocent Ageツアーの打ち上げパーティー

今年4/6にInnocent Ageというアルバムが発売されました。
このアルバムのテーマは恋愛。
何気ない日常にひそむ予感のようなものから、恋に気づいて世界が変わる。
思いを伝えたあともいろいろと不安になったりして、やがて愛に変わっていくところまで、まるで一つの物語のようになっています。

Innocent Age(通常盤)

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Innocent Age(初回限定盤)(DVD付)

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Innocent Age(初回限定盤)(Blu-ray Disc付)

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そして、6/18パシフィコ横浜での公演を皮切りに、全国5都市をまわるツアーが開催されました。
アルバムの物語を、モノローグや手紙の朗読なども交えて再現した、とても満足感の高いツアーでした。

SUMMER DREAM4はそんなツアーの打ち上げパーティということで、CMB(Chihara Minori Band)だけではなくCMD(Chihara Minori Dancers)も参加して楽しいライブでした。
今回はみのりんの楽曲には欠かせないヴァイオリン、そして旗曲(ライブグッズに旗があり、みんなで旗を振って楽しむ楽曲があります)での賑やかし(誰よりも張り切って旗を振り、エアギターを弾いたりかぶりものをしたりとヴァイオリン弾いてる時とは別人と評判です)担当の室屋光一郎さんが別のお仕事で不在だったので、始まる前まではちょっと寂しく思っていました。
ですが、元気にステージを駆け回るCMDと一緒に踊るのはとっても楽しかったので、少し寂しさがまぎれた気がします。
そんな楽しい中にも、女の子の恋を応援する「SELF PRODUCER」や夏の恋を歌った「灼熱PARADISE」、愛の力で元気になれそうな「Love Medicine*」春をイメージした初々しい「Secret Season ~桜色の恋人~」など恋の歌がさりげなく入っていたりして、本当にツアーの「打ち上げ」なんだなと思いました。
後半、二人以外いらないと願うぐらい熱い思いの「Dancin'世界がこわれても」や嫉妬に身を焦がす「春風千里」、まるで映画を観ているようなストーリーの「赤い棘のギルティ」の熱い曲の3連続、赤いドレスで踊るみのりんは本当にセクシーで美しかったです。
女性の私から見ても見とれてしまうぐらいきれいでした。

アコースティックカバー

また、今回はアコースティックコーナーがありまして、日替わりで愛をテーマにした曲をカバーしました。
どの曲も素敵でしたが、特に2日目に歌われた「涙そうそう」はみのりんの歌声にとてもあっていて、柔らかな風に吹かれながらゆったりと歌声を楽しむことができました。
バンマスでキーボード担当の須藤賢一さんが弾くアコーディオンの音も懐かしさを感じさせて、ずっと聴いていたいぐらい素敵な時間でした。
また、今年はアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」10周年ということで、「ハレ晴レユカイ」のボサノババージョンを歌っておられました。
なかなか新鮮なアレンジでしたね。
ステラシアターにはアコースティックがよく似合う、ということで、いつかアコースティックライブをやりたいとのこと。
ぜひ実現していただきたいです。

「purest note 〜あたたかい音」

個人的に一番嬉しかったのが、「purest note 〜あたたかい音」。
この曲は2011年、東日本大震災があった年に作られました。
2011年の2月から3月にかけて、Key for Defectionツアーが開催されたのですが、3/12東京公演と3/23札幌公演が震災の影響で5月に延期になってしまいました。
その年のSUMMER CAMP3も、電力事情を考慮して開演時間を早めて開催されることになりました。
そんな中、7月にこの曲が収録されたシングルが発売され、SUMMER CAMP3でみんなで歌いたいとみのりんから要望がありました。
そしてライブ中の様子と開演前に撮影された映像でMVが作成されました。

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私が初めてこのライブに参加した年のことで、特に印象に残っています。
ライブに参加していろんな方と知り合うことができ、みのりんのことを語り合ったりして楽しい時間を過ごすことができて、この歌の歌詞のように「奇跡を受け取ることも 独りじゃ意味がないと知るね」と思うことがたくさんあります。
そんな大切な歌なので、今年またみのりんがMVのようにみんなで歌いたいと言ってくれてとても嬉しかったのです。

インスト

みのりんのライブでは、衣装チェンジの際のインスト演奏も毎回かっこいいです。
特にドラムの岩田ガンタ康彦さんのソロパートは必見です。
インストについてはあまり詳しくないのですが、毎回スティックさばきがすごいです。
今回は新しく「ガンちゃんのリズムであそぼう」のコーナーを作っていました。
ドラムがどんなリズムを叩いても、私たちは一定のリズムで手拍子を叩き続けるというもので面白かったですね。
私はあまりリズム感がないので、まわりの人たちを見ながらなんとか合わせていました…

「SUMMER DREAM」

ライブの締めくくりは「SUMMER DREAM」。
これは昨年、みのりんが作詞作曲したSUMMER DREAMのテーマ曲です。
浴衣に着替えたみのりんと、CMDやサマ鳥もやってきて、みんなでSUMMERの人文字を作りながら楽しく踊りました。


前回に続いてSUMMER DREAMの楽しさについて書いてみましたが、少しでも伝わりましたでしょうか。
あまりに楽しかったので、今からもう来年のSUMMER DREAMが楽しみです。